施工管理に関わる測量
施工前の現場状況の把握や位置の特定から施工後の出来形の測定など、お客様のニーズに合わせ、様々な状況を数値データー化致します。
状態の把握設計図上などの設計値と施工の前・後での現地の状態を比較・点検します。
<事例>
1. 路面改修工事における各ポイントの高さの点検(縦横断面)
2. 路面改修工事における施工面積の測定
3. 施工の前・後での施工延長
4. 現地の状況を図化する(現況測量)
5. 施工に伴う地盤沈下の追跡調査
6. 現地の状態を3Dモデルで把握する(3Dレーザー測量)
位置を知る施工の設計上の位置を現地に表示します。
<事例>
1. 道路の新設、拡幅、改良補修に伴う境界の復元や、杭の設置
2. 道路の新設、拡幅に伴う歩道位置やCCbox等の構造物の位置の特定
3. 仮BM や基準点の新設
保全測量
支障物件処理工で取り上げられる各測量標の保全方法は地方公共団体ごとに保全の方法が異なります。
弊社では、該当する役所へ都度、保全方法を確認しております。
適切な保全作業を熟練した技術者(測量士)が責任をもってサポートいたします。
保全
施工前の状況を点検し、基準点の管理団体へ基準点の一時撤去
・移設申請を行い施工後に基準点を元の位置へ復旧し完了報告の書類作成を行ないます。
通常、「保全」として扱う基準点は、街区基準点などです。
改測
撤去・復旧する基準点の中には、その基準点が表す位置情報(X座標、Y座標、Z座標)の書き換えが必要になるケースもあります(基準点の管理団体により改測を指示されます)。
この場合、基準点の管理団体が定める「公共測量作業規定」に基づき対象の基準点を新たに測定しなおす必要があります。
その後、測定結果を公益社団法人 日本測量協会などの第三者機関により「成果検定」を受け管理団体への報告を行ないます。
境界点
官民境界
行政が管理する公共用地境を表す境界標(コンクリート杭、金属標、または鋲)は施工前の位置に復旧する場合や、公共用管理図上の位置を復元する場合があります。
民地境界
私有地境に設置されている境界標は施工前の位置に復旧します。
民々境界の場合、境界紛争になる危険性も含まれますので、施工の前後に保全資料図などをもとに関係者と立会を行うことにより、無用なトラブルを避ける事が出来ます。
機材
作業内容により以下の機材にて対応致します。
トータルステーション
水準器
3Dレーザースキャナー